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公開日:2022.06.08

更新日:2022.06.08

【速報】今の楽天スマホTOPページは年内終了?店舗が取るべき対応を徹底解説

【速報】今の楽天スマホTOPページは年内終了?店舗が取るべき対応を徹底解説

目次

楽天のスマホ機能がリニューアルされました

2022/4/18(月)楽天のスマホ機能がリニューアルされ、全店舗のTOPページのレイアウトが統一されました。
今回のリニューアルの目的は、ユーザーにとって見やすく使いやすいページにすることですが、店舗側の対応としてはいつまでにどんな対応をするべきかお困りの方も多いかと思います。
本記事では、リニューアルの要点や、いつまでに何をすべきか、メリット・デメリットや注意点をまとめております。
楽天に出店されている店舗様の参考になれば幸いです。

何がどうなるの?店舗が行なうべき対応は?

全店舗を対象に、「2022年末までにスマホTOPページの作り直し」が必要になります。今後はこれまで使用できていた独自のHTMLタグやiframe、CSS等が一切禁止され、専用のエディタでの編集となります。

リニューアルの要点

具体的に言うと、新しいスマホ機能ではTOPページが以下のように変わります。
ページのレイアウトが固定になる
  • ページの固定レイアウトイメージ
共通エリア:全店舗共通のレイアウトとなり、ヘッダーとナビが共通化されます。
パーツ編集可能エリア:店舗固有のパーツ編集可能なエリアです。専用エディタでバナーなどを簡単に設置できます。
HTMLの編集ができなくなる
HTMLタグが使えなくなる代わりに、HTMLスキルがない人でも、簡単に高品質なページ作成ができるデザインエディタが提供されます。

いつまでに対応が必要?

具体的な日付は決まっていませんが、早ければ2022年末までに切り替えが必要です。
全店舗対象ですから、対応期限までに必ず「スマホTOPページの作り直し」をしなければなりません。
提供終了日は使用しているサービスによって異なりますので以下の表をご覧ください。
  • スマホTOPページ提供終了日
GOLDの方は2023年下半期までに対応すればいいので焦って対応しなくても問題ありません
今回の変更で影響が出るのはトップページ1枚となり、工数も多くないため、周囲の動向を見たり、楽天ECCにヒアリングして様子見しマニュアルを作成して進めて問題ないかと思います。
楽天からのお知らせを見て動向を把握し、社内の関係者にも情報共有しておくと良いです。

ページ制作を外注している場合、EC専門ではない制作会社は、楽天の最新情報を把握していない可能性があるため、念のため確認・共有が必要です。
※一部では「楽天GOLDが使えなくなる」といった誤解もあるようですが、本リニューアル後もGOLDページ自体は利用可能、TOPページの作り直しが必要となるのみですのでご安心ください。

RMSで、スマホTOPページを作っている場合、早ければ2022年の10月に使えなくなるため、移行期間はあと半年です。
そろそろスケジュールを立てて、予定を組んでおきましょう。
すでに新機能は使える状態のため、早めに乗り換えてしまっても良いかと思います。
注意点
一度、新スマホTOPページに移行したら、元に戻すことはできません。「やっぱり辞める」ということはできないので、切り替え判断は慎重に行いましょう。
※GOLDの場合、ページ自体が消えるわけではないので、新RMSトップに「トップページはこちら」などのバナーを設置し、新から旧に誘導して、GOLDのトップページを表示することができます。

今回の変更によるメリット・デメリット

メリット
HTMLスキルがなくても、簡単に高品質なページを作ることができるため、ページの制作を担当しているスタッフの方は、更新作業が楽になりそうです。特にHTMLが苦手な方にとってはありがたい変更だと思います。
また、以下のような便利機能が色々と提供されています。

・プレビュー機能で、画面の表示を確認しながらページをデザインできる
・簡単にスライドショーを設置できる
・バナー追加などの更新予約ができる
・日時指定で、トップページを切り替えられる
・アプリ/スマホのTOPページを一括反映できる
・今後、「注目キーワード」「おすすめ商品」「クーポン」などのパーツもリリース予定

また、ユーザーにとってのメリットとしては、これまで店ごとにデザインやナビゲーションがバラバラで使いづらい状態でしたが、今回の仕様統一により、どのお店もTOPページのレイアウトが同じになるので、見やすさや使い勝手がアップします。
ヘッダーのナビゲーションが統一されることで、例えば「店舗レビュー画面を見つけられない」などがなくなり、操作に迷うことが減ります
デメリット
HTMLのスキルがある人や複数モール展開している店舗にとっては、HTMLソースを自由に編集できず、ページを自由にデザインできなくなるため、楽天の独自仕様にあわせる手間が増えたり、ページの品質が落ちたりする可能性があります。
パソコン版TOPページはこれまで通りHTML編集ですが、スマホはRMSの専用エディタで更新することになります。
これまでレスポンシブデザインで、PC/スマホ共通のHTMLを使っていた店舗も、今後は、PCとスマホそれぞれ更新作業が必要になり、手間が増えます。
ただ、ほとんどの店でスマホ客が8割以上なので、スマホ優先で問題ないかと思います。

また、HTMLソースをコピペし、他モール&自社ECに流用することもできなくなります
楽天独自のTOPページになるので、ソースの使い回しはできず、楽天スマホ専用の対応が必要となります。

ユーザーにとってのデメリットは、店の個性を感じずらくなる可能性があります。
特に、店舗独自のレイアウトや凝ったデザインで、世界観や商品の魅力を伝えていた店は、ユーザーに魅力が伝わりにくくなる懸念があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
楽天スマホTOPリニューアルの要点をまとめると以下となります。
2022年末までにスマホTOPページの作り直しが必要
リニューアル後はHTMLの編集ができなくなる
エディタではHTMLスキルがなくても、簡単に高品質なページを作ることが可能
RMSを使用している方は早ければ2022年10月に現状のスマホTOPが使用できなくなるので注意
以上、本記事が楽天の出店店舗様の参考になれば幸いです。

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