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ECのミライ【バックナンバー】

公開日:2024.01.01

更新日:2024.01.01

【2024年1月号】ECを伸ばすにはまずは実店舗から?小売店ができる具体施策 前編

【2024年1月号】ECを伸ばすにはまずは実店舗から?小売店ができる具体施策 前編

目次

EC事業部の野村です。
 
今回はECを伸ばすにはまずは実店舗から?小売店ができる具体施策について解説します。
ECと実店舗を切り分けて考えがちですが、ECを伸ばすためには、実店舗に来店頂く→ECサイトに誘導することで、
ECの売り上げ増加に繋がります。
 
それでは早速店舗集客のための具体的な施策を解説していきます。

1.Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)

現在のGoogleマップは、行くお店を決めたあとのルート検索だけではなく、実際に「行くお店を悩んでいる」段階のお客様に情報を届けることにも非常に有効です。
 
マップ上での上位表示は検索キーワードとの「関連性」「距離」「知名度」の3要素に基づいて決定されていると言われています。
自店舗の強みとなるキーワードで検索した際に上位に表示されるように、店舗情報を充実させていく取り組みが必要になっていきます。
 
まず、全店舗の情報を整備し、お客様に正しい情報を提供することを心がけるだけで、集客に影響する間接的な数値(Webサイトへのアクセス数やルート検索、電話回数など)が増加する場合もあります。
また、クチコミによる写真だけでなく、店舗提供の写真を充実させると、さらに来店イメージがわきやすくなるため活用していきましょう。 

2.SNS

商品や店舗の情報が拡散される手段として欠かせない存在になったSNS。
小売事業者での成功事例としては、愛知県岡崎市にあるダイワスーパーがあります。
目玉商品は「八百屋の作る本気のフルーツサンド」で、Instagramでは色とりどりのフルーツサンドがずらりと並ぶ店内や、
みずみずしい果物、販売情報などが掲載されています。
 
上記の例を見ると、「SNSで拡散しやすい商品設計」が大切であることもわかります。
ある調査結果では、特に若年層は商品の認知に関する情報源として、SNSが圧倒的に高いという結果があります。

3.その他状況に応じた集客ツール

業種によっては、オンラインチラシの活用も有効です。
「トクバイ」「Shufoo!」に代表されるオンラインチラシは、特に特売情報と相性の良いスーパーや薬局等と非常に相性の良いツールであるといえます。
 
また、近年小売事業者でも自社アプリによってお客様へ情報発信を行う例が見られるようになりました。
自社アプリは開発コストがかさむことがネックでしたが、近年は「Yappli(ヤプリ)」「GMOおみせアプリ」など自社アプリを開発・運用できるサービスが提供されており、小規模な事業者でもトライしやすい環境が整いつつあります。
 

いかがでしたでしょうか?

今回は、実店舗の強化に有効で、かつ比較的低コストでできる施策をご紹介しました。
アビリブEC事業部では、サイト構築だけでなく、その後の運用についてもサポートが可能です。
 
ECサイト制作・運用にご興味のある方は、ぜひ弊社にお問合せください!
 
(文/アビリブ 野村)
※本記事は2024年1月に執筆されたものであり、現在の情報と異なる可能性がございます。

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