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ECのミライ【バックナンバー】

公開日:2025.11.01

更新日:2025.11.01

初心者がやりがちな広告の落とし穴とは?

初心者がやりがちな広告の落とし穴とは?

目次

EC事業部の吾妻です。
 
ECを始めたばかりの方にとって、「とりあえず広告を出せば売れるのでは?」
 と思ってしまうのは自然なこと。
 
 しかし、実際には広告が“思ったより効かない”と感じるケースが
 非常に多く見られます。
 
 その原因は、広告そのものよりも「設計の甘さ」や「目的のズレ」に
 ある場合がほとんどです。
 
 特に初心者がやりがちな落とし穴は次の3つです。
 

1.目的があいまいなまま広告を始める

 「とにかく集客したい」「とにかく売りたい」といった
 曖昧な目標では、適切な広告設計ができません。


 広告は「誰に何を伝え、どこへ誘導し、何をしてほしいのか」
 を明確にしないと、効果が測定できず、改善も難しくなります。
 
 ★ポイント
 → 広告の目的は「認知獲得」「商品ページへの誘導」「購入」の
 どれかを絞って設定しましょう。

2. “見た目重視”で広告クリエイティブを決めてしまう 

 バナーのデザインや文言がきれいでも、
 ターゲットに刺さらなければ意味がありません。


 初心者ほど、自社の好みでコピーや画像を選びがちですが、
 「お客様の視点」で何を伝えるかが重要です。


 ★ポイント
 → 成功している他社の広告を参考に、「お客様の悩み」
 「得られる価値」を伝える構成に。

3. 広告だけで売ろうとする 

 広告は“入り口”に過ぎません。
 
 広告をクリックした先のランディングページ(LP)や
 商品ページが整っていなければ、せっかくの興味も購入にはつながりません。
 
 ★ポイント
 → 広告とページ内容が連動しているか?
 購入までの導線がスムーズか?をチェックしましょう。
 

最後に

 広告は「全体設計」の一部。
 
 広告単体で成果を求めるのではなく、サイト全体や商品設計との
 連携があって初めて機能します。
 
 「誰に・何を・どこで・どう伝えるか」――この4点を
 一度紙に書き出してみるだけでも、見えてくるものがあります。
 
 うまくいっている広告は、裏で地道な検証と改善が行われているもの。
 焦らず、一歩ずつ整えていきましょう。
 

 

    いかがでしたでしょうか?
  ECサイトの売上を上げる際の参考にしていただけますと幸いです。
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(文/アビリブ 吾妻)
※本記事は2025年11月に執筆されたものであり、現在の情報と異なる可能性がございます。

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