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マーケティング

公開日:2021.09.28

更新日:2021.09.28

ギフト商品に力を入れよう!自社ECで押さえるべきポイント

ギフト商品に力を入れよう!自社ECで押さえるべきポイント

目次

贈り物はネットで選ぶ時代!ギフト商戦がアツい!

コロナ禍で人と人の直接的な接触が大幅に減り、お中元やお歳暮といったフォーマルな贈り物をはじめ、誕生日・記念日などのカジュアルギフトもネット注文・配達で完結させる人が増加しています。

ギフト系商品はEC市場の中でも売上の大きなカテゴリーです。

大手ネットモールでもギフトシーズンにはギフト系商品が販売売上ランキングの上位を独占しており、自社ECでギフト特集を行っている担当者様も多いと思います。

今回は、熾烈なギフト商戦を勝ち抜くべく、自社ECでギフト商品の販売をするために押さえておきたいポイントを紹介します。

ギフト商品に力をいれるべき理由

自社ECでは多種多様な商品を扱っているかと思いますが、ギフト系商品にどの程度力を入れているでしょうか?まずは、自社ECでギフト商品に力を入れるべき理由について解説します。
  • ギフト商品に力をいれるべき理由
ギフト市場動向
お歳暮・お中元といった儀礼的な要素の強いフォーマルギフトは世代とともに縮小傾向にあるものの、「ギフトを贈る」という行為はコミュニケーション手段として、より親密な間柄においてカジュアルな形で生活に息づいています。

近年の国内ギフト市場としては、新型コロナウイルスの影響により冠婚葬祭が中止・延期・規模縮小となり、フォーマルギフトの機会自体が大幅に減少しました。
その一方で、母の日・父の日・敬老の日といった、より親密で身近な相手へ贈るカジュアルギフトが好調で、コロナ禍で直接会えない状況下で身近な人へ気持ちを伝える手段としてギフトが利用されています。

また今後の展望としては、緊急事態宣言発令などにより在宅時間が増える中で「日常に少し贅沢を」と品質の高い商品ニーズが高まっていることから、大手通販サイトでは「自宅用」としてギフト商品の自己消費を促す動きも見られます。
利益確保がしやすい
個人が自家消費用に商品を選ぶシチュエーションとは違い、ユーザーがギフトを選ぶときに価格を理由に商品を選ぶことはなかなかありません。
特にカジュアルギフトは趣味嗜好が分かるような親しい間柄に贈るケースが多いため、相手に見合う商品=品質を重視することが多い傾向があります。

「値段が安いからこれを買おう」という目線で商品を見ていないため、ギフト系商品は価格競争にまきこまれにくく、EC商材の中でも利益確保がしやすいカテゴリーであると言えます。

また、ギフト特有の特徴として「自分用としてお試し購入してみる」というユーザーもいます。贈り物ですから自分で試して商品を確かめたい、という意図のユーザーもいれば、自分へのご褒美として少し良いものを購入したいというユーザーもいます。
そのため正規のギフト商品ではなく通常商品をバラ売りにした「お試し用の商品」を準備すると親切ですし、リピート購入にも繋がりやすいです。
パターンを用意する
例えばクッキーやお煎餅などバラ売りもできる商品であれば「〇個入り/△個入り/×個入り」というようにギフト用の包装箱のパターンをいくつか用意し、ユーザー自身で中身を自由にチョイスして詰め合わせができるようなパッケージ商品があれば、「Aさん用には〇個入で、Bさん用には△個入りを、あとは私も味見したいから自宅用にも×個用を買おうかな」といった購入が見込めます。
好みの商品を自由に選んでオリジナルギフトを作れる、という点もウリになりますね。
「モノ」から「コト」への広がり
最近では、ギフトも「モノ」から「コト」へ広がりを見せており、「体験型ギフト」も数多く誕生しています。例えば、チケットの形で贈られることの多い「ランチ&エステ体験」や「レストランディナー」なども、体験型ギフトです。

ギフトは従来のような手元に届く「商品」に留まらず、自社のビジネスをプランやパッケージ化することで「ギフト」の形で展開できる可能性を秘めています。自社のサービスや強みをギフトにして、自社独自の商品を開発してみてはいかがでしょうか?

ギフト対応はマスト!

ギフト商品を扱う場合、ラッピングや熨斗対応、メッセージカードなど、ギフト対応が必要となります。
反対に、それらギフト対応ができていないサイトでは、どんなに商品が魅力的でもこのサイトでギフト商品を購入しようという気持ちにはなりません。
ギフト対応で代表的な機能をピックアップしてみました。
ラッピング機能
包装紙やリボンなどを複数から選べる機能

手提げ袋の有無を選択する機能

ラッピングや袋が有料の場合は自動で合計金額に加算されるシステムが必要
熨斗機能
目的ごとに熨斗の種類が選べる機能

外熨斗・内熨斗が選べる機能

慶事や弔事、祝い事によって適した熨斗説明するページがあると親切
メッセージカード機能
商品にメッセージカードを同封できる機能

メッセージ入力欄や画像添付欄を設け、カードの種類も複数から選べると尚良い
複数配送先機能
1回の購入で複数の配送先を設定できる機能

複数の配送先への送料を自動で合計金額に加算されるシステムが必要
ギフト対応のECカートシステムを選ぶ

ギフト対応のECカートシステムは多々ありますが、特にギフト特有の細かなサービスを実現させる場合には、追加のカスタマイズを行う必要がでてくる可能性もあります。

特に、自分の選択したラッピングや熨斗の状態(=相手にどのような状態で届くか)を画像イメージで表示できると、ユーザーに安心感を与えることができ、購入前の離脱防止にも繋がります。
弊社おすすめのEC構築システム「shopify」
弊社がおすすめするEC構築システムのshopifyは、何千ものアプリがあり「もっとこうしたい!」を実現できる拡張性の高さがポイントです。

将来的にECサイトで取扱う商品は拡充させていきたいが、まずはミニマムから・・・という場合でも、必要最低限な機能をそろえつつ追加カスタマイズが可能なシステムとしてshopifyはおすすめです。
そして、多種多様なアプリがあるなかでどれを選んだら良いか?などのご質問も承りますので、ギフト対応についてお悩みがございましたらぜひご相談ください。

弊社では、33万からshopifyの構築が可能です!

制作実績の一覧はこちら
ギフト特集のPRは必須!
会員登録しているお客様へのメルマガやSNSなどで、ギフト特集ページやお得な商品、クーポンなどの情報をPRし、来たるギフトシーズンへの対策をしっかり行いましょう。

父の日や母の日、敬老の日といったカジュアルギフトは、毎年同じ相手にギフトを贈っている人にとっては「一昨年はこれを贈ったし、去年はこれを贈ったし、今年は何にしようか・・・?」と商品選びに迷いがちです。

お中元やお歳暮は例年同じものを贈ることも多いですが、比較的カジュアルギフトはマンネリを避けるため、新しいジャンルの商品を探す可能性が高いカテゴリーですので、自社ECでギフト商品を購入したことのないユーザーに積極的にPRしていきましょう。

まとめ

今回は自社ECでギフト商品を販売する上でのポイントをご紹介しました。
大手ネットモールから小規模ECサイトまで、ギフトシーズン前になるとギフト商戦が熾烈ですが、ユーザーに「このサイトから買いたい!」や「ここでしか買えない!」とご愛顧いただけるECサイトでありたいですね!

弊社ではギフト対応を含めECサイト構築やリニューアルのノウハウを持ったEC制作チームがあり、コンサルティング・マーケティングにより運用のサポートもワンストップで行えます。
ECサイトに関するお悩みやご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください!

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