ECサイト向け
お役立ちブログ

広告タイトルと言えば、商品の良さをPRするための重要なポイントですよね。
しかし、それ以上に、欲しいユーザーだけを選別して取り込みたくないユーザーに広告を押させない、無駄クリックを防ぐための重要な役割もあります。
広告タイトルを工夫することで、キーワードやターゲティングの設定だけでは補い切れない、ユーザーごとの需要を棲み分けしていく必要があります。

本記事では欲しいユーザーだけを取り込むための広告タイトル作成の例をご紹介いたします。
Web担当者としてこれからリスティング広告に携わろうとしている方やはじめたばかりの方、基礎をしっかりと理解しておきたい方のお役に立てば幸いです。

エリアが重要な商材の場合、タイトルにエリア名を記載することで別地域の需要を含むクリックを防ぐことが出来ます。
特に、半径指定で地域設定ができないYahoo!で配信を行う場合や、商圏に人口の多い都市があるが店舗自体は近隣地域である場合などに有効です。

商圏に合わせて「〇〇区」「〇〇駅」「〇〇駅徒歩〇分」「〇〇市」など言い換えが効果的です。

BtoB商材の場合、タイトルに法人向けであることを明記することで、BtoC需要を含むクリックを防ぐことが出来ます。
BtoCの検索量の方が圧倒的に多い場合がほとんどのため、全パターンの広告文にしっかり明記をすることが重要です。

商材に合わせて「事業者向け」「運営者向け」「ロット〇〇～」などの言い換えが効果的です。

タイトルに大量買い取り・大量回収と明記することで単品買い取り需要からのクリックを防ぐことができます。
量が多い方が客単価が高いため優先的に集めたい、大量買い取り・回収専門である、単品だと採算が合わないなどの場合に有効です。
「〇〇のまとめ売りなら」「〇〇の大量回収なら」などの言い換えが可能です。

訴求したいユーザーが決まっていてニッチな場合、広告文に含めることでその他のユーザーからのクリックを防ぐと同時に、当てはまるユーザーからは目に留まりやすくなります。

広告文はABテストを繰り返してより効果的なものを見つけていくのが基本ですが、テストをする前に必ず入れておいた方がいい文言などが分かっていれば調整期間が短くて済みますよね。
欲しい需要と違う流入が入ってきそうだな…とあらかじめわかっている場合は全パターンに無駄クリックを防ぐための文言を入れてしまうのも有効かと思います。

弊社ではECサイトやマーケティングに関するご質問について無料相談を承っております。
リスティング広告について興味のある方や、自社ECの売上についてお悩みの方は、ECに強いWEB制作・マーケティング部門の揃う弊社へご相談ください。